そんなことわかっています、いますが…
認めたくないし、やっぱり辛いものです。
5/24(日)実家の愛犬“ムー”♂が20歳(人で言うと100歳くらい)でこの世を去りました。
犬としては大変長命だと思います。
もう少し食事に気を付けていたら、あとちょっと生きられたかもしれません。
なんて、今家にいない私が言っても仕様がないことですが。
何でも食事を喉に詰まらせて逝ってしまったそうなのです。
今までも何度か詰まらせたことがあるらしく、今回も叩いたりして処置しましたが、ダメだったそうです。
この話を聞いたのが息を引き取ってから1時間後のことだったので、死に目に会えなかったこと、とても残念に思っています。
この子は昔っからいやしんぼで、私達が食べている食べ物は何でも食べたいらしく、私なんかよく取られていたものです(笑)
それに、本当は良くないんだけどこっそりあげてましたね。
ムーらしい最期っちゃ最期ですが、やっぱり残念でなりません。
この時も食欲だけはあり、がっついていたそうです(笑)
でも、ここまで生きられたのは親身に面倒を見ていた父親のお陰だと思います。
1日に3度は散歩に行き、ムーが歩けなくなっても抱えて外に連れて行っていたというのだから本当にすごいです。
尊敬すると共に感謝しています。
鏡に映った自分を他の犬だと勘違いしてよく吼えていました。
自分は人間だと思っていたのか、私達のご飯をよく横取りしていました。
先っちょが白くて長い尻尾をいじっていると、鼻の頭にシワを寄せて怒っていました。
すごく足が速くてやんちゃで、追いかけっこするとそりゃあもうすごいスピードで体当たりしてきました。
逃げる猫は追いかけて、向かってくる猫からは逃げていました。
若い頃は散歩の途中で脱走することがあり、私が半泣きで探して名前を呼んでいると、返事してしれっと帰って来たね。
そして悲しい事があって泣いていた時、隣に座って慰めてくれました…
今でもスイッチが入ると号泣です。
いい大人が嗚咽を漏らして…ね。
犬は、心を通わせることが出来る動物だと思っています。
言葉がしゃべれないだけで、実はこっちのこと何でもわかってたりして!?
まるで恋人を亡くしたような、そんな感覚。
こんなかけがえの無い存在を忘れることは出来ません。
伝えられるならありったけの感謝の気持ちを伝えたいです。
「どんな時も一緒に居てくれて本当にありがとう」